【円=縁】出される事のない手紙

槐(エンジュ)

2011年03月05日 17:13

「゜(略

はっやっっ。

世間一般で言う 「 週末 」 に、1週間の心の淀みが押し寄せる。

自身には 「 週末 」 という概念が--こんな生活時計のせいで--

全くないに等しいのだが、それは、必ず、週末に音を立てる。

私は ! バカだが ! バカが大好きなんだが !

何かのフリを出来るのは、ぶれない芯があるからだと思っている

人間で、そればかりが 「 地 」 でもなく、どの人間にも

必ず生まれ持った多面性がある物だと信じて止まない。

が、それが多かれ少なかれの話であり、多くなりすぎると

一般で呼ばれる 「 マルチプレイヤー 」 であるのであろう、と。

そんな私もきっと、そっち寄り。

見抜けない人は片側だけに話しかけるので、当たり前に、私は

その側面で話をする。

求められている物を出す。

そうすると、みんな口を揃えて、言う。

「 あいつは相変わらず、バカでした 」 と(笑)

愛のある 「 バカw 」って言うのと、「 馬鹿ぢゃん 」 の違い

程度は理解しているつもりでいる。

『 学問のある人とは本を読んで多くの事を知っている人である。
教養のある人とはその時代に最も広がっている知識及びマナーを
きちんと心得ている人である。そして有徳の人とは、自分の人生の
意義を理解している人である
 』

これはトルストイ大先生の言葉。 

そして、この対にもなるのが

『 世界とは鏡のようなもの。それを変えるにはあなたを変える
以外に道はない
 』

とクロウリーさん。

周囲をみろ、学べ、と言うマジョリティ思考のトルストイ大先生に

対し、マイノリティでも爆走しろ ! 道は開ける ! 的に

クロウリー氏が言うではないの。

どっちも秀逸だから、どっちも、本当。

アンビバレントは、同一線上で示されるが、誰もこれが

果てしなく続く平行線だと言ったわけではない。

地平線にも、限りがあり、地球は丸いものである。

そして、どなたがおっしゃったかは忘れたが、宇宙に限りはない

と言われているが、実は終わりがあるのだよ

と。( これは研究結果だっただろうか ? )

とにかく、そのままを見ていれば、それは遙か遠い地の

対極であるが、視点を変えてみると、一番近しい間柄なんでは

ないか、隣り合っている、「 紙一重 」 この表現の秀逸ささえ

感じる。

で、結局、何が言いたいか……と言うと

長くなるので続きに収納!


という事が言いたいんである !(爆)

何度も言うが携帯の方はそのまま表示されるので、長くなるし

読まなくてもいいよ。→
さて。

この間、そわそわする、そう言ったのも、確か週末でした。

どうやら私の一週間は、土曜日に溜まった汚れがジャバされる

日らしく。

どの日よりも、研ぎ澄まされる、そんな一日のようです。

先ほど、着替えていたら、一言

「 気をつけろ。 」 と言われました。

だから、何をw と、また先週の繰り返しのような物なのですが

どうやら私が馬鹿いってヘラヘラしているのを怒っておられる

そんな様子。

わからぬでもないよ。

君のいいところは、その対極性だ、と、彼は言っていたので。

そこをもっと、上手に出せばいいのに、とも。

でも、これは私の生き方であり、ポリシーだから、と、私は

何度も言ったんだけど、彼には植え付けられたマジョリティの

恐怖がいつもつきまとい、私に憧れ、反面、そういられる

私を憎んでいた。嫉妬していた。そして、その局面を、どこかで

馬鹿にしてもいた。

私は、それでいいのだ、と言った。

それでも世界は、君のように、助長してくれる物ばかりではない

意地悪で、意地汚い、そんな人間は沢山いるんだから

もっと自分を大切にしなさい、と、いつも言った。

とても懐かしい。懐かしく感じる、その、声。

見失っていない、自暴自棄になっているわけでもない、

ただ、だから、他人にどう見られても、私は私で変わらないし

全世界に認められることも不可能だし、生きる人全員に

私の良さを理解して欲しいなんていう事は初めから頭に

ないもの、と言ったんだけど、彼はいつも、そこが理解できなかった。

だから私はいつも言った。

「 何のために生きてるの ? 誰のために生きてるの ?
それはあなたの人生でしょう。あなたがやりやすいように、
生きやすいようにしてくれるのなら、私はそれを応援するよ。
少しの【周囲の目】、これは絶対的に必要だと思う。
でも、人はそればかりじゃない。あなたは根っからの日本人で
足並みを揃えなければ生きていけない、そんな世の中に
いるのかもしれない。でも、私は、違うのよ。
だから、あなたも、自由になろうと思えばいくらでもなれる。
だけどそれを恐れて、しない。失敗したっていいぢゃん。
やり直せばいい。反省すればいい。学習も、だね。
生きている間はいくつになっても、やり直しや巻き返しがきく。
私はそう思ってる。それが無駄にしないという生き方だってのも 」

このやりとりが、幾度となく、生前、繰り返された。

残念ながら、彼は、やり直す事を、拒んだ。

理解を得られない、それが、一番に大きな痛手であったのだろう

と思う。なんて弱い ! ばかげてる !

そういうのを、本当に 「 馬鹿 」 って呼ぶんだよ。

万人に認められて何になるの ? 何になりたいの ?

立派な人 ? 自分を大切にも出来ない奴が言う台詞かよ、それが

そんな私の心の悲鳴。

一段も二段も飛ばして階段かけあがった奴が

亀はのろい と台詞をはくのと同じだと、思う。

努力してなんぼだ。早さではない。やる事をやれ、バカタレが !

と私は、その件については、今でも、そう思う。

飛ばした分の中身がなくて、○○がこうだから、とか言い訳しながら

そんな自分を認めて貰えないなんて ! と嘆くなんて虫が良すぎる !

それもある。厳しい意見だが、現在でそれをしなければ

泣くのは自分だ ! 私ではない ! 私は代わりになれないから

だからどうか、「 自分 」 をしっかり持って !

そう、何度も、言ったのに。

結果的に私の言った事が、的を得ていたのか、こうして度々

やってくる。悔いがある。人生に。それはとても、悲しい。

私には、どうしてあげる事も出来ない。

私は私の人生を、自分らしく、生きていく、それしか出来ない。

それを強く願うと 「 安心したよ 」 と、言われた。

ええ、きちんと、言われた。感じた。すぅっと首もとを風が

なでたから。

彼は東大も一発合格、頭の良さだけが武器であった生き物で

私はこの調子でフラフラフラフラ、鼻歌うたって、お洒落して

毎晩遊び倒してて、でも仕事は仕事でしっかりしていて

だけどそれは出会った時、見せなかった。見抜けなかった。

そんな私をとても毛嫌いしていた。

なのに急にダーツに誘われた。

行ったら、言うのね。顔みて一言。

「 俺、あんたみたいな女、一番嫌い 」って(笑)(笑)

「 おっ ! 気があうねー ! 私も頭でっかちって馬鹿が多くて
本当嫌いだから、誘われついでに、負かしにきた ! 」って(笑)

そしたらば、鼻で笑った。

「 教養のない奴がいいそうな事だ 」 って。だから言ってやった。

「 学だけが頼りの奴が言いそうな事だわ 」 と。

ぶっちゃけあの時、向こう死ぬほどむかついてた(爆)

じゃ誘うなって話だったんだけど、あまりに暇だった事と

あまりに誰も捕まらなかった事と、すぐやらせそうな女

= me ! という数式だったらしい。

でも、結果的に、やりもせず、そこにあったベルリン以上の壁を

崩壊した。

初めて心底惚れた女だ と、周囲に自慢もしていたらしく

それは、後に、知った事だったけど。

でも、ひとつ、あなたにとって、盲点がある。

私がその姿を見せたのは、あなたが変わっていったからだ。

人はいつでも、時代もいつでも、鏡のようなものである。

投げられた物に対して、妥当だと思う物を選んで、投げ返す。

素直になったあなたは素晴らしい、優れた生き物だった。

繊細でいて、本当に、スマート。

でもね、受け入れたのには、あなただったから、それに他ならない。

あるべき、持つべき気持ちのままで当たられていたら

私は身をかわした。

それから、あの頃以上に、一切の情は、捨てた。

対極は、一つの物の中に生まれ、それでこそ「 円 」 を描けるが

個々に存在している物が対極性を示す場合、それはどこまで

行っても平行線で、円にしようと思うと、とても苦労するの。

それも、知った事。

それが、本当に 「 円 」 ではなくて 「 縁 」である

という事も。

いつか、きちんと、お話するわね。
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